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中国インターネットの影響力

4月10日、湖北省の住民のためのコミュニティサイトに、「当陽市の市長が人身事故を起こしたにもかかわらず、そのまま走り去った」という内容の記事が投稿された。

 記事の内容は、2008年3月17日朝7時頃、湖北省宜昌市に属する県級当陽市の女性市長、範氏が車を運転していた際、小学校の校門付近で10歳の男の子を車ではねて死亡させた。しかし、事故発生後、運転手の車に乗ってそのまま現場を離れた」というものであった。

 事故当日の夜、交通警察は20万元の賠償金を死亡した男の子の両親に渡して、事件の責任を追究しないよう伝えたという。事故を目撃した人の話によると、市長の車は明らかにスピードオーバーであり、男の子は10メートル以上も跳ね飛ばされたという。当初はこの事件に対して、政府関連部門は否定していた。

 しかし、コミュニティサイトに投稿された情報が、非常に速い速度で各ネット掲示板に転載され、ネットユーザーが注目する一大事件へと発展した。その後、ネット上での勢いに後押しされて警察が動き出したというわけだ。当事件は悪質なスピードオーバーによる死亡事故であり、刑事責任を問われることになるだろう。決して金銭で解決することができる問題ではなく、たとえ市長であっても特別扱いしてはならないのだ。
以上記事より
中国における「インターネット実名制」については昨年7月、サイト上のポルノなど有害サイトを取り締まる目的で、信息産業部が管理規定を公布しています。

これはまず北京、天津、上海、河南、広東の5つの省・市で「実名制」を試験的に導入し、これを基に全国に広げていく方針を示したというものです。

北京ではすでに「実名制」のブログサイトがオープンしているというように、インターネットはさまざまなマイナス面も中国社会にもたらし始めているのですが、この記事のようにいい悪いは別にして、中国の沿海地域の大都市であり、中国経済を引っ張っているといわれる、上海や広州やあるいはシンセン、北京などの都市
だけでなく、中国の内陸部である農村地帯にまでインターネットの影響力というのはかなり広がっているようです。