中国のインターネットでの検索エンジン
他国同様、中国でも検索エンジンの利用は一般的である。
もちろん中国でもGoogleは健闘していて、シェア第二位となっている。
一位はアメリカNASDAQに上場して一躍有名になった百度だが、中国ではGoogleを圧倒的に引き離して絶対的な地位を築いていることはよく知られている。
百度は一見するとGoogleとほぼ同じインターフェース、コンセプトを持っている。
その百度が、自国企業とはいえ、なぜGoogleをここまで抑えられているのかという点は、日本人には理解し難いと思う。
筆者が考える勝利のポイントは次の三つだ。
- Googleよりも先行して市場に登場し、ブランドを構築した。
- マルチメディア検索機能が優れている。
- ユーザ参加型ページの利用が充実している。
以上yahoo記事より
中国のネット人口が2億1000万人にのぼり、
ブロードバンド利用者数が1億6300万人に達する中国のネットユーザーの多くがネット上の娯楽を楽しんでおり、
ネットワーク音楽、映画やゲームなどが近年急速に人気を博しています。
このすさまじいばかりの中国のインターネットでの検索エンジンはインターネット広告の世界でも、
googleやyahooなどの世界的な検索ポータルサイトも積極的に中国マーケットに進出してきているにもかかわらず、圧倒的に百度がそのシェアを広げています。
これは記事にある以外に、検索などでの中国側の検索に関しての規制を真っ先に了承してきたことにより、先行者としてのかなりのリードをしてきたからでもあります。
その後にgoogleやyahooもかなりの検索における規制をしましたが、追いつけない状況になっています。
中国でのネットビジネスでは、検索エンジン以外にも外資よりも国内勢がかなり強く、
電子商取引大手アリババ(阿里巴巴)グループの傘下のオンラインショッピングサイト「淘宝網」や、
「支付宝」をもつ中国最大のインターネット事業者になっています。